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April 25, 2017

「イディオット・シンクラシー」を披露してくれたイゴール&モレーノ。

実は既に新作が出来上がっていて、2015年には発表していて、現在、ヨーロッパを席巻中です。(そして更に、現在制作中の作品「SMOKE(仮題)」もあります。)


いくつ見ても、何だか同じような作品を創るアーティストをよく見かけますが、このお二人に関しては、本当にふたつと似た作品がありません。

テーマが同じでも、切り口が違うし、人々や社会の状況、そして自分たちの変化にもとても敏感に反応しています。


新作「A Room for All Our Tomorrow」
二人が叫び合うところから始まります。

社会へのフラストレーション。

自らへのフラストレーション。

あんな風に叫べたらいいと、きっと誰もが思っている現代社会。

居場所はどこにある?

ピンクのスーツがめちゃくちゃ恰好いいんです。

いつか日本に呼べたらいいなあ♡

April 22, 2017

イゴール&モレーノの「IDIOT-SYNCRASY イディオット・シンクラシー」公演の後には、たくさんのコメントが寄せられました。

ダンスの専門家ではない方々からの、率直なご感想です。

「頭を空っぽにして観る」ことが、この作品の本質を見極めるために必要だったのかもしれません。でもほんとは「なーんだ、コンテってこうやって楽しめばいいんだ!」と世界が広がったことを嬉しく思っていただいただけで、私たちの企画は大成功なんです。

それは私たちが3年前に受けた衝撃を同じだから。


*コンテンポラリーダンスというと、難解だと思う人が多いけれど、これは単純なリズムとタップでできている。でも、それを正確に刻んでいく体力とテクニックには度肝を抜かれるし、やがて気がつくと愛が溢れ出して魂に語りかけてくる。 


誰もが、自分と同じリズムで生きている人を求めているんだ。

同じことをするだけで楽しい。

そしてシンクロした動きの中で、2人は向き合う。

小さい頃から求めてた。

今、それを抱きしめる…。 

ダンスって愛なんだ。
 
*とっても不思議なダンス公演を観てきました。 
ていうかこれってダンスなの?って感じの、まさにイディオットな動きがずっと続くんです。 

途中で「振る舞い酒」までありましたし。

 でも、観ているうちに何だか頭の中のタガが外れたような気分になってしまいました。 
もう、何でもアリでいいんだ〜って叫びたくなるような…。 
それでいて感覚はいつもより鋭敏になってしまって、ちょっとしたことも可笑しくて笑ってしまうんです。 


普段何かを感じたり考えたりしている部分より、もう少し奥の、より原始的な感覚を呼び覚まされた気がします。 


コンテンポラリーダンスって最新鋭なイメージですが、それが逆に原始的なところに回帰しているのが面白いなと思うのです。 
いつにない刺激をもらった1時間でありました。

*イゴール&モレーノ「イディオット・シンクラシー」、震えるアカペラから、撥ねて撥ねて、廻って廻って、そして抱擁へという展開に胸が詰まって涙が出そうになった。一人ひとりが idio(t)syncratic でいられる社会であるように心から願わずにはいられなかったが、現実は明るくない。

*ロンドンでイディオット・シンクラシーを観ることができたというのは素晴らしい経験だったなあ。ほんとにふらっと連れてってもらっただけなの...

April 12, 2017

イゴール&モレーノの「イディオット・シンクラシー」は、ダイバーシティへの挑戦です。


ダイバーシティ(多様性)、近年いろいろな場面で遭遇するようになった言葉ですね。

周りを海に囲まれた単一民族国家の日本では、欧米のような移民政策や難民受け入れはほとんど見られません。

ですので、私の中では、日本で言われる「ダイバーシティ」って、欧米とは少し異なるなという感じがしています。

企業では男女平等、女性の進出だけが「ダイバーシティ」と勘違いされてしまっているような所もありますね。

もちろんそれも大切な要素で、日本はその点、まだまだ後進国ですから、何とかしなくてはいけないのですが、折角のムーブメントですから、その他に社会を構成しているマイノリティの部分にも注目して、真のダイバーシティを目指して欲しいと思います。

今回「イディオット・シンクラシー」公演を紹介してくださったのは、日本財団が新たに設立した「DIVERSITY IN THE ARTS」のウェブサイトです。

障がいのある方々のアート作品やそれを取り巻く文化を紹介することによって、より広い社会の理解を深めていくためのプラットフォーム造りを目的としています。

彼らの言葉で、まさに「イディオット・シンクラシー」につながる所がありました。

(以下、ウェブサイトから抜粋)

「ここで私たちが扱うアートという言葉は、美意識や知識がないと語れないような高尚なものではありませんし、作品に付けられた高い値段だけがその価値を決めるものだとも思っていません。
それはただ、一つとして同じ生き方などないと、感覚に訴えてくれるもの。言葉のない世界で、ともに喜びあえるもの。凝り固まった思い込みから解き放ってくれるもの。純粋に、心惹かれるもの。画一的な生き方など、つまらないと思っているたくさんの人たちに、彼らが描く世界を知ってもらいたいと思っています。」

イゴールとモレーノは言います。
「パフォーマンスで世界を変えたいと思った。
バカだな、と思ったよ。」

それでも頑張る彼らを応援せずにはいられません。

April 6, 2017

日英ダンス協会では、2015年、ブリティッシュ・カウンシル エジンバラ・ショーケースへの参加作品だった、イゴール&モレーノによる「IDIOT-SYNCRASY イディオット・シンクラシー」公演を日本へ招聘しました。

日英ダンス協会、最初のイベントです。

実は公演の特設ウェブサイトもあるのですが、折角なので、数回に分けて、この素敵な公演の記録を、こちらのブログにも残しておきたいと思います。私たちが何故、この協会を立ち上げたのか、なぜ最初がこの作品だったのか、お分かりいただけるのではないかと思います。

(そうそう、このブログですが、色々な年代の方に読んでいただきたいので、あまり難しい言い回しでは書かないように心がけようと思います。)

この作品は、二人のコンテンポラリー・ダンサーが、「パフォーマンスで世界を変えたいと思った。」ところ、やっぱり

「バカだな、俺たち」

って思った所から生まれた作品です。


世界には今、たくさんの問題が溢れています。

国境紛争、

民族対立やマイノリティ問題、

宗教、

人種差別、

男女差別、

性的指向への偏見

などなど。


島国で大国に守られている日本にいると、あまり危機感をもって語られることはありません。

でもこの国だって、知らない間にどんどん、どんどんよからぬ方向へ進んでいることは、一般人の私たちでも何となく感じていますよね?

ジェンダーフリーは後進国だし、

同性愛や人種に対する差別や偏見、勘違いは、全く酷い。
分かっているけど、じゃあ

自分に何ができるのかな。。。。

私たちは、この作品を持って来よう!
って思いました。

ロンドンを拠点に活動する、イゴールとモレーノは、

同性愛者で、

イギリスに住んでいる外国人で、

コンテンポラリー・ダンサーです。

要するにロンドンでは、完璧な社会的マイノリティです!


その二人が、行く土地、行く劇場で観客に語りかける、

「世界を変えよう!」

が熱く迎えられています。

きっと、世界中の人がみんな

同じ想いを持っているからなんだな。

それなら世界中の人がみんな

その想いを共有すれば、いい。

ダンスの力を信じて。

日英ダンス協会のサイトへようこそ。2017年1月に設立された団体です。


日本各地で行われる芸術祭招聘作品や公共団体の招聘として、海外で活躍するアーティストの作品に触れる機会は増えたものの、既に海外で定評があり、来日回数も多いアーティストの古い作品が招聘されることも多く、興行性の高いものが優先されがちです。

また海外から招聘するバレエ公演に比較して、コンテンポラリー・ダンス公演は極めてその数が少ないことから、過去2年以内に制作された作品、本場で今、評価されているもの、ツアーをしている公演の日本での開催、そして日本の学生やオーディエンスに西洋ダンス芸術の本場の教育に触れる機会を持ちたい、更には、現地へ留学しその地の生活に根付く芸術文化への理解を深めたいとの願いからスタートしました。

広くご支援いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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