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June 22, 2017

ロンドン南部のグリニッジ近くにある、トリニティ・ラバン大学では、16才から参加できるサマーコースを開催しています。


今年の期間は7月17日(月)~28日(金)

プログラムは1日4セッションのオーダーメイド。
自分の希望するクラスで作れます。
例)バレエ/カニンガム/リリース/ストリート/コンタクト・インプロ/フライング・ロー/振付/ピラティス/ヨガ/その他

詳しくは学校ウェブサイト、並びにザ・ウェルズの英国学校情報からご覧いただけます。

トリニティ・ラバン学校ウェブサイト

ザ・ウェルズの英国学校情報

直前ですが、日英ダンス協会では申込サポート(こちらは有料です)も行っています。
ご希望の方は、氏名、所属、年齢、日中連絡の取れる電話番号を、メッセージからお送りください。

日英ダンス協会では、ラバン大学の日本における入学オーディションも準備中です。
ぜひ一度、サマースクールでロンドンのコンテンポラリー・ダンス専門大学の雰囲気を体験してみてはいかがでしょう?

8月のサマー・インテンシブ初日に英国のダンス留学について、説明会を開催します。

ラバンやプレイス、レガット、ランベール、またその他の英国ダンス学校へご留学希望の方は、ぜひご参加ください。(ダンス留学無料説明会は、8月17日~20日の講習会への参加が必須です。)

コンテンポラリー・ダンス・サマーインテンシブ2017の詳細/お申込みはこちらから。

June 16, 2017

ストラビンスキーのバレエ曲と言えば「春の祭典」が有名ですが、彼の三大バレエにはその他、この「ペトルーシュカ」そして「火の鳥」があります。

いずれも20世紀初頭、ディアギレフのバレエ・リュス、そしてニジンスキーという天才アーティストによって生み出された革命的なバレエでした。

ストラビンスキーの楽曲自体は30分ほどですが、勅使川原さんがアップデイトダンス#46として発表した「ペトルーシュカ」は、人々のざわめきやノイズから始まり、ペトルーシュカに春の祭典の音も聴こえてきて、かなり面白く編曲してありました。勅使川原さんが「不快」と表現される音楽ですが、それはつまりペトルーシュカの憧れる人間のもつ「汚い部分」を象徴しているようです。見ていても、聞いていても、心をザワザワと落ち着かなくさせる技は、さすがです。

大きな白い襟を耳の上まで立てたような衣装を身に着けた勅使川原さんの演じるペトルーシュカは原作と同じ人形。心に溢れる情熱や憧憬は、思うように動かぬ身体の中で蠢き、閉塞感に苛まれ、そんな苦しみさえも表情に出すことができません。もうここの勅使川原さんの動きの饒舌なことと言ったら目が離せません。

真っ赤な衣装に身を包んだ佐東利穂子さんの踊り子(人形)が現れて、美しく、妖しく踊っても、ペトルーシュカはその周りをぎこちなく動き回るだけでした。

当時は必要だったと思われるバレエの意味不明で派手な演出よりもずっと原作に近づいた、悲しくて、痛ましくて、ちっとも美しくない勅使川原さんの「ペトルーシュカ」。

あと7回もある公演の中で、どんな風に深化していくのでしょう。
というのもアップデイトダンスの楽しみ。

(2017年6月15日@カラス・アパラタス)
 

June 15, 2017

8月に開催される夏のコンテンポラリー・ダンス・インテンシブでも、今年3年目のアシスタント講師を務める予定のレゲット瑛美。


文化庁から派遣される研修員として、2年間のコンテンポラリー・ダンスの研修を予定しているレゲット瑛美は、2012年のロンドン(LCDS)時代からThe Wellsがサポートしています。
繊細かつダイナミックな彼女の踊りは、ロンドンで行われたSYD(ショーディッチ・ユース・ダンス)の舞台でもしばしば注目されてきました。

現在、彼女が学んでいるベルギーのP.A.R.T.S.(Performing Arts Research and Training Studios)は、5月に東京と名古屋で来日公演を行ったカンパニー「ローザス」の本拠地です。


芸術監督アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが設立したコンテンポラリー・ダンス学校ですが、3年に一度しか入学オーディションを行わないP.A.R.T.Sでは、3年間のトレーニングサイクルを学ぶ1学年のみが在籍、エリート集団が切磋琢磨して、頭も体もフル回転。
とにかく忙しく過ごしているようです。

夏の講習会では、いろいろと現地の情報なども話してもらい、最終日のパフォーミング時間にはソロ作品を披露していただく予定です。
まさに、「今」のヨーロッパを知る、とても良い機会参加予定です)

(留学説明会にも参加予定です)

講習会の詳細・お申込みはこちらから

以下、レゲット瑛美のプロフィールをご紹介します。

エイミ・メイ・レゲット(Eimi May Leggett)
オーストラリア、シドニーにオーストラリア人の父と日本人の母の間に生まれる。
3歳からバレエを始め、日本バレエ協会公演「くるみ割り人形」にてクララを踊る。
2010年渡英、Centre for Advance Training (CAT-Trinity Laban)にて初めてコンテンポラリー・ダンスに出会い、Lee Smikle に師事。
17才でロンドン・コンテンポラリー・ダンス・スクールに合格したため、飛び級でCATを卒業、同時にショーディッチ・ユース・ダンスに参加する。
2016年9月、P.A.R.T.S.入学のため、ブリュッセル(ベルギー)へ移住。
初演作は”Murmur” (Mafalda Davis), “Eclipse”(John Ross), “Onwards” “...

June 15, 2017

今年度の新進芸術家海外研修制度を利用した研修員が発表されました。
(舞踊部門7名は以下の通り。敬称略)

【2年研修】
レゲット瑛美:コンテンポラリー・ダンス(ベルギー・ブリュッセル)
土田 貴好:振付・演出・芸術監督(ドイツ・ベルリン)
【1年研修】
工藤 朋子:フラメンコ(スペイン・セビージャ)
田村 陽子:フラメンコ舞踊(スペイン・セビージャ)
小倉 藍歌:舞踊家、振付・指導(ドイツ・ベルリン)
【1年(15歳以上18歳未満)】
五十嵐 脩:クラシックバレエ(オーストラリア・メルボルン)
中村 淳之介:クラシックバレエ(カナダ・トロント)

皆さん、それぞれの国で充実した研修を積み、将来、素晴らしい舞台を見せていただけることを楽しみにしています!


夏のコンテンポラリー・ダンス・インテンシブのアシスタントを予定しているレゲット瑛美が2年間の研修生に選ばれました。

レゲット瑛美のプロフィールについては、こちらをご覧ください。
 

June 12, 2017

さて、横浜バレエフェスティバル2日目です。

直前まで仕事のミーティングがあり、駆け付けた公演でしたが、昨日と同じ静かなプロローグで、外界と隔絶された楽しいダンスの時間が始まりました。

プロローグの先頭バッターは昨日、衝撃の日本デビューを飾った、オーギュスト・パライエ。暗めの照明に後ろ姿で両手を広げた途端、県民ホールの広い舞台が彼に独占されたようでした。こんな存在感、プロでもなかなか難しい。

「Start from the end」(フランチェスコ・クルチ振付・日本初演)は、とても繊細な感情を示す作品。身体と比例して、その存在感も半端なく大きいけれど、柔軟で表現豊かな身体からは、彼の中の繊細さも感じ取れて、まだ学生とは信じ難い、細やかな感情表現が素晴らしいダンサーでした。今後どんな風に成長するのか、本当に楽しみです。

第1部のフレッシャーズガラは第1日目と同じく、これから世界で活躍するであろう、才能あふれるダンサーたちのガラです。「パリの炎」では、今年の出演オーディション優勝者の松浦祐磨と、同準優勝者の大岩詩依が、しっかりした技術力に支えられた溌溂とした踊りを見せてくれました。

今日のジュンヌバレエは、男性が入れ替わり、オーギュスト・パライエが出演。

大きな月の周りをたくさんのキラキラ星たちが踊っている感じで、とても可愛らしかった。

第2部はワールドプレミアム

「薔薇の精」を日本で見るのは初めてだったけれど、二山治雄、竹田仁美のふたりとも、とても初々しい演技でした。彼ららしい演技でしたが、個人的にはもう少し色香の漂う薔薇が好きかな…。

シェルカウイの「Mononoke」を2回観ることができたのは幸せ。

物の怪というと、禍々しいものだけれど、音楽も暗くなくてむしろ幻想的。不思議の世界を見せてもらった感じでした。加藤三希央うまいなあ。こちらもいつかヨーロッパで観れると思うと楽しい。

あ、「Que Sera」の一部、ほんの10分を発表してくれた柳本雅寛と熊谷拓明のおふたり。1時間20分の全編が見たい人は高円寺へどうぞ!14日~18日まで。横浜で観たっていうと、何かいいことがあるそうです。

2日目は第3部のワールドプレミアムもありました。

芸術監督を務める遠藤康行の作品「3 in Passacaglia」。舞台上に3本の縦線を描くように眩しい白色灯が置いてあります。遠藤さんはもちろん、新国立の八幡顕光...

June 9, 2017

横浜バレエフェス、Aプロです。

バラエティ豊かな楽しい2時間でした。

プロローグは各出演者が一瞬ずつスポットライトを浴びて出演作品を踊る。

初めから派手な演出の多いガラ公演にあって、静かな始まりが嬉しい。

クラシックは、ドンQ(バジル)、バヤ(女性ソロ)、バヤ(ソロル)、ジゼルPDD、眠りPDDなど。第1部では若いダンサー達が超絶技巧を披露し、第2部ではプロが余裕と貫録を見せていました。中でもオーストラリア・バレエ版「眠れる森の美女」の王子を踊ったチェンウ・グオは素敵なダンスール・ノーブル。王子様はこんな風に踊って欲しい!という私の願望をしっかり押さえていました。明日は「海賊」での技巧も見せてくれるようです。

楽しみにしていたシェルカウイの「Mononoke」は、さすが隙のない振付。

初演の加藤三希央が柔軟性と瞬発力を駆使して、不可視だが確かにある「気配」を好演していました。とても好きな作品。

マルティネズ振付の「SOLI-TER」はオーギュスト・パライエのソロにアレンジしてありましたが、まだまだ若いこのダンサーの表現力が素晴らしい!2m近くあるという長身の長い手足。そして柔らかな背中。カンヌ・ロゼラ・ハイタワーの学生さんらしいが、名前を憶えておきたいひとり。

公演劇芸術監督の遠藤氏率いるジュンヌバレエの作品は、モーツァルトのキラキラ星変奏曲を蛭崎あゆみさんの生演奏で楽しみました(^^♪ 若いダンサーに難しいことは課さないけれど、確実なダンスで変奏曲を見せる遠藤氏の手腕が素晴らしかったです。

第2部のハイライトはマッツ・エックの「ジュリエットとロミオ」

シェイクスピアの戯曲もジュリエットが先に書かれていたので、原点に帰って創作したという作品。2014年スウェーデン王立バレエ団のロンドン公演で木田真理子さんのジュリエットを観て以来、いつかまた、、、と思っていた作品でした。

ジュリエットの湯浅永麻と、ロミオのアントン・ヴァルドヴァウワーの二人は、技術、表現力、共に素晴らしく、息もぴったり。しばし若い二人の歓喜溢れる愛の世界を堪能しました💛

ケ・セラ~柳本の場合~は、竹内まりあの「駅」をテーマ曲に10分間の「人生模様」。

笑いって涙とも紙一重。必死だから可笑しいし、必死だから悲しい。

コンテンポラリー・ダンスって、ひとそれぞれ色んな表現方法があって、好きに理解できるから、やっぱり面白い。

横浜は遠い...

June 9, 2017

6月7日からロンドン、サドラーズ・ウェルズ劇場で始まっている、スコティッシュ・バレエ、ロンドン公演。

コンテンポラリー・ダンスのダブルビルです。

ひとつは今や飛ぶ鳥を落とす勢いのクリスタル・パイトの「Emergence (出現)」

カナダ国立バレエに振付けた作品なので、珍しく女性はポワントですが、38名のダンサーが虫の群れを表し繰り出すコールドは、彼女の持ち味を十分に発揮しているようです。

もうひとつは、フランスの振付家プレルジョカージョの、「MC 14/22 (Ceci est mon corps)-これは私の身体)

12名の男性ダンサーを使った、男性への賛歌です。

このダブルビルは昨年のエジンバラ・フェスティバルで上演された公演。

The Stage(ザ・ステージ新聞)は星5つの好評価。

June 8, 2017

日本の劇場に行くと、入り口で物凄いチラシの束を受け取りませんか?

 持って帰るのは重たいんだけど、広げてゆっくり見るのも、また楽しい。

と言うわけで、私は出来るだけ持って帰ってきます。

インターネットで情報が溢れている今日、なぜまだ「紙チラシ」なのか!

不思議でなりませんが、これはもう、ひとつの日本の文化なんじゃないかと思います。

それぞれが趣向をこらして、手に取ってもらおうと制作しているので、それはもう「チラシ」というより、ひとつのアート。紙質からフォントまでこだわっているのを見つけると、制作者の熱い想いが伝わってくるようで、嬉しくなります。

夏のコンテ・インテンシブのチラシも、皆さんもう見つけてくれたかな。。。

さて、5月のゴールデン・ウィークあたりから、日本では劇場が賑わってきます。

見たい舞台も目白押し。

舞台好きやライターの方々は、はしご酒ならぬ、はしご劇場の日々だと思います。

いつも見た後の感想ばかりなので、これからは、私が今後、楽しみにしている舞台もご紹介していきたいと思います(好みですので、あしからず!)

 「横浜バレエ・フェスティバル」です。

芸術監督の遠藤康行氏の攻める構成が大好きです。

いつも夏休みに開催されていて、日本に居ない私は、今回初めて拝見できることになって浮かれています。

海外で活躍する日本人ダンサーの凱旋舞台やオーディションで選ばれた「ジュンヌ・バレエ」の新作もあり。出演者には、かつてイギリス短期留学に引率したり、講習会に参加してくれた若者ダンサーの名前もあって、彼らの成長を観るのも楽しみです。

どれも楽しそうなプログラムだけど、ベルギーの振付家シェルカウイの「Mononoke」とか、柳本雅寛の「Que Sera」よりの2編とか、絶対面白いんだろうな~と。

あと、ジョゼ・マルティネズ振付の「SOLI-TER」を、カンヌの学生オーギュスト・パライエが踊るとか。ひとり用にアレンジしてあるんだね、きっと。遠藤氏が「度肝を抜かれた」ダンサーということなので、どんな風に演じるのか、じっくり見せていただきます!

感想はまた後ほど。

June 7, 2017

続々とお申込みが始まっている、コンテンポラリー・ダンス・サマーインテンシヴ2017★

今日は3年以上のダンス経験者の方に向けた、「中・上級者コース」のご紹介です。
 

留学はちょっと敷居が高いけど。。。
ヨーロッパのコンテってどうなってるんだろう。。。
振付コンクールで新しい自分を発表したい!


そんなコンテンポラリー・ダンス学習者から、

バレエひと筋10年、でもコンテもやっておかなくちゃ。。。
バレエ学校へ留学したい、でも受験にコンテがあって。。。
コンテのリズムって、すごく難しいし、よく分からない。。。。

そんなバレエ学習者の皆さんまで。

ようやく本格的なコンテンポラリー・ダンス・インテンシヴの登場です!


4日間、のべ30時間にわたり、
あらゆる角度からコンテを体験します。

 

 
最終日にはコンテの醍醐味、スタジオ・パフォーマンスがあります。
4日間の成果を発表し、ゲストも含めたフィードバック(感想を共有する場)によって、更に理解を深めましょう。

イギリスとベルギーで学ぶアシスタントの二人から受ける刺激も楽しみ!

【イベント概要】
*中・上級者コース
日程:2017年8月17日(木)~8月20日(日)
時間:13:00~20:30(詳しくは特設サイトで)
料金:56,000円(税込)特製Tシャツ付き
定員:30名
*短期・長期英国留学説明会の無料参加特典あり。

詳しい内容・講師の紹介・お申込みは、こちらから
(The Wellsのお申込みページへ移動します。)

【よくあるご質問】
Q)コンテンポラリー・ダンスを習ったことも、踊った事もありませんが、参加できますか?
A)毎日のコンテンポラリーのテクニッククラスでしっかりとした基礎的な身体の使い方を習います。ストリートやジャズ、日本舞踊やモダンなど、どんなジャンルでも音楽に合わせて身体を動かすということの経験があれば大丈夫です。コンテンポラリー・ダンスでは「正しい」とか「間違った」という考え方はありません。自由な想像力を広げてください。

Q)バレエを習ったことがありません。
A)そんな方でも、きっと興味をもったことがあると思います。今回はこれまでバレエに触れたことのない方にも経験していただく機会として、バレエクラスを導入しています。コンテンポラリー・ダンス・スクールで指導されるバレエクラスの内容ですが、経験がなくてもアシスタントの動きを...

June 4, 2017

ノイズム1のレパートリーと新作を観て来ました。

Painted Desert は山田勇気がノイズム2に振付けたものを、ノイズムとして初演したもの。デザインの異なる白の衣装を着た男女が夢の中で描き出す、複雑な人間模様。対になったり離れたり。夢の中なので、つじつまが合わなくて変幻自在でも大丈夫。歓喜も苦痛も全てが詰まった見応えある50分でした。

15分の休憩を挟んで、いよいよお目当て、金森穣の新作です。

掲示板の上演時間20分、というのを見て、内心「やった!」と思ってしまいました。(金森ファンの方、ごめんなさい)実は近年のカルメンやラ・バヤデールを観ていて、「自分は金森さんの作品は短い小品の方が好きかもしれない」と感じていたのです。

期待通り、本当に素晴らしい舞台でした。

ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の音楽を使用した作品でしたが、ストーリーとは全く関係がなく(登場人物は二人だけ)、純粋に金森さんが18才の頃に聴いて感動したこの音楽からのインスピレーションだけを頼りに創り上げた作品でした。

死に行く男性(末期の男:吉崎裕哉)は、女性の愛を受け入れながらも、その目は常に死を見つめ、最期の歓喜も悲痛な叫びに聞こえます。そして女性(歓喜の女:井関佐和子)は、死をも愛の中に取り込んでしまう勢いで、全身から愛の喜びを放射させながら踊ります。

金箔を思わせる、大きな背景幕。

それは生と死を隔てる境界線。

向こうの世界へ行ってしまった男を求め、女がその幕を叩く度に、波紋が広がり、心のひだのように感情のバイブレーションが客席に広がってきます。アフタートークで知った事ですが、この時、幕の後ろでは男がしっかりと女の殴打を受け取っていたそうです。恐らくそうでなくては、幕が揺れすぎてしまい、振付家の欲しい波が立たなかったという物理的な理由もあったのでしょうが、それ以上に、あゝ、なんてロマンチックなんでしょうと感激してしまいました。

男を失って嘆き悲しむ女の姿が続くのかと思いきや、女の表情はやがて再び喜びを称え、最後に幕が一気に床に落ちると、彼女もまたその中に消えていきます。そして、二つの山が立ち上がり、ひとつになって、また床に沈んでいく。あゝ、この辺り、想像力が震えます。

ゆっくりと沈んで行く時、感動しながらも、「このまま幕が平になってしまうかな。いやいやそれじゃあ引田天功だ」と思ってしまったのは、まだまだ至...

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June 21, 2018

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